私が相談支援事業所を始めた理由

相談支援専門員のよしです。

皆さんは相談支援専門員という職業をご存じでしょうか？

相談支援専門員とは、障がい者やその家族が適切な支援を受けるためにサポートするプロフェッショナルです。

この記事では、私が相談支援専門員を始めるきっかけとなったことをお伝えしていこうと思います。

相談支援専門員の仕事内容については、詳しくはこちらの記事に紹介しているのでご覧ください。

相談支援専門員ってどんな仕事？

相談支援専門員は、障害を持つ人の様々な困難や課題を支援する専門家です。 この職業の魅力は、一人一人と向き合い、その人らしい生き方を支援することにあります。困難を抱える人々が前向きに生きるために、相談支 ...

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障がい福祉は怖い？

私は当初、障害福祉に「怖い」印象を持っていました。

今思えば行き過ぎた勘違いだったのですが、当初は障がい者に対してこんなイメージを持ってました。

　こんな「恐怖と不安」がありました。

前職の老人介護を始めたときは、私の子供時代、両親が共働きで帰りが遅く、おばあちゃんが私の面倒を見てくれることが多く、おばあちゃんと接する時間が長かったため、”人生の先輩をお手伝いができる”という感覚ですんなりと受け入れられたのを覚えています。

実際に障害福祉の仕事に関わった印象として、当初は就労継続支援Ｂ型事業所に配属になり、知的障害、身体障害、精神障害の方が４０名程度いらっしゃったんですが、私のことをとても好意的に受け止めて下さり、私の思っていた不安はすぐに解消されました。

障害福祉の世界に飛び込むきっかけ

私が障害福祉の世界に飛び込むきっかけが何だったかというと、

今から十数年前に、就労系の事業所を複数運営している理事長さんに声をかけてもらったのがきっかけでした。

障がい者のことを知らない私は、障がい者と関わるイメージが湧かず

と半信半疑でした。

そう言われ、単純思考の私は、

　と、二つ返事で障害福祉の世界に飛び込みました。

相談支援専門員になる決意

障害福祉の世界で働くようになったころ、作業所や地域活動支援センターなどがたくさん存在していました。
当時は障害者自立支援法への切り替え時期に差し掛かっており、利用料問題で各事業所や各障害者団体の反対運動が活発な時期でした。

そんな中、障害を持った当事者と関わることで
困っている人を助けたいという思いから、

そして、障害があっても色々なことができる
たくさんの可能性を秘めていることをたくさんの人に知ってもらいたいと強く感じていました。

そんな思いを抱えて、のちのちＡ型事業所やＢ型事業所で働いていくのですが、

障害を持っておられる方は、情報の貧困に陥っている方がたくさんおられると感じることが度々ありました。

支援を受けたいけど、どうしたら良いか悩んでいる人がたくさんいること。

福祉サービスを利用したくて市町村へ相談に行くけど、相談員が不足しており”待ち状態”になる人がたくさんいること。

こんな現状を知り、私の心に火が付きました。

こんな思いが日に日に強くなり、相談支援専門員になることを決意しました。

相談支援事業所の立ち上げ

相談支援専門員になることを決意し、知り合いの事業所関係や諸先輩方に独立する相談をしたのですが、

「今まで通り就労系で勤めるのはいけないの？」

「相談支援事業所を一人で立ち上げるってどうだろうか．．．．．」

「経営が厳しいんじゃない？」

「ヨシさん、チャレンジャーだね！」

こんな言葉が帰ってきました。

正直、ネガティブな言葉が私に強く突き刺さりました。

圧倒的に後押しする言葉よりも心配する声が多かったです。

だけど、皆さん私のためを思い言ってくださっていることは重々承知の上でしたが、

私の気持ちは変わらず、相談支援事業所を立ち上げる思いが上回っていました。

この意気込みで前へ進み続け、

令和４年１１月に特定相談支援事業所を立ち上げることができました。

さいごに

相談支援専門員になって日は浅いですが、利用者さんと向き合い日々がんばっています。

これから起こるであろう成功体験や失敗体験、今までの経験をこのブログで発信していきます。

このブログが、これから相談支援専門員を目指す方、相談事業所を開設される方の励みになれば幸いです。

また、相談支援専門員の諸先輩方からのアドバイスがいただけるようなブログにしていきたいと思っています。

全国の相談支援専門員の皆さま、共に頑張りましょう！！